産休育休中にもらえるお金は給料の約5〜7割!【私も経験済み】

仕事

✔︎産休・育休を取る予定だけど、給料は支払われるのか?

✔︎支払われないなら、手当でどのくらい補填されるのか?

✔︎貯金もそんなに無いし、いくら備えたらいいのかしら?

念願の赤ちゃんを授かり、本当におめでたいことですが、妊婦さんは、体の不調や出産への不安だけでなく、お金の不安もありますよね。今回は、そんな悩みにお答えします。

といっても、ネットで出てくる情報は、法律の例文や小難しい計算式も多くて分かりづらい!と思った方(私もそうでした)のために、ざっくり計算する方法も解説します。

私は、今の会社に入社して10年目になる(2022年現在)、正社員ママです。2児の姉妹ママで、長女の産休育休を2019年5月からの1年間、次女の産休育休を2021年7月から取得し、現在育休中です。

そんな私の体験談を含めながら、説明していきます!

少し説明が長くなるかもしれないので、長いと思ったら目次から読みたいところへジャンプしてくださいね。

1.産休育休でもらえるお金は給料の約5〜7割!

産休・育休中は、基本的に給料は支払われません。企業によっては、給料を支払うこともあるかもしれませんが、ほんのひと握りなので、ここでは例外とします。

産休(産前産後休暇)とは、「出産予定日の6週間前から出産後8週間まで休業すること」。

育休(育児休暇)とは、「産後休業の翌日(産後57日目)から子どもが1歳になるまで休業すること」であり、最長で子どもが2歳になるまで、延長することができます。

働いていない休業期間となるため、給料としてのお金は基本的には出ません。

ただし、給料の約5〜7割、手当や給付金として受け取ることができます。

①出産でもらえる「出産育児一時金」

いくらもらえるの?

子ども1人につき42万円もらえます。もちろん双子なら2倍の84万円、三つ子なら3倍の126万円もらえます。

もらえる人は?

健康保険または国民健康保険に加入している人、かつ妊娠4ヶ月(85日)以後で出産した人です。85日以後で死産や流産となった場合でも支給されますよ。

いつもらえるの?

申請から1〜2ヶ月後に振り込まれます。

どうすればもらえるの?

加入している健康保険組合から支払われます。

と聞くと、「出産費用を一度立て替える必要があるの?!」と思うかもしれませんが、大丈夫。今では多くの産院で「直接支払制度」を利用でき、一時金を差し引いた自己負担分の金額だけ支払うのが一般的となっています。

直接支払制度を利用したい旨を、ご自身が出産する予定の産院へ申し出れば、手続きすることができます。

もちろんですが、出産にかかった分娩・入院費用が、出産育児一時金の金額を超えた場合は、その差額を退院時に支払うこととなり、逆に超えなかった場合はその差額分が退院後に指定口座に振り込まれます。

②産休中にもらえる「出産手当金」

いくらもらえるの?

出産手当金=支給開始日以前の継続した12ヶ月間の各月の標準報酬月額を平均した額÷30×2/3×産休で休んだ日数 で計算されます。

え?何?意味分かんない、標準報酬月額って何なの?と思いますよね(^_^;)

標準報酬月額について説明すると長くなる上に、余計に混乱するので、興味のある方は全国健康保険協会のページを参照ください。 説明はこちら

ざっくり言うと、「産休前の1年間に受け取っていた給料の額面の平均額」を元に、÷30日で標準報酬日額を出し、その3分の2の金額に、産休日数をかけるということです。

標準報酬月額は、先ほど「給料の額面」と書きました、「手取り」ではなく「税引前の金額」という意味ですね。また、基本給のほか、役職手当、勤務地手当、家族手当、通勤手当、住宅手当、残業手当なども含まれます。基本的に、給与明細でいう「総支給額」が最も当てはまるはずです。

私の場合は、長女の産休の時は、22万円÷30日×2/3×98日 =479,111円 くらいでした。

もらえる人は?

勤務先の健康保険に加入している人です。

加入している健康保険が国民健康保険の場合や、産休中でも一日あたりの出産手当金より多い給与(日額)が支払われている場合は受け取れません。

いつもらえるの?

申請してから1〜2ヶ月後です。

どうすればもらえるの?

産休前に申請用紙を入手し、入院時に担当医に必要事項を記入してもらい、産後56日経過したら(=産後休暇が終了し日数が確定するため)、勤務先の健康保険窓口もしくは加入している健康保険組合に提出します。

私の会社では、人事部に担当の方がいて、産休に入る日が決まった時点で、必要書類一式を受け取り、期限までに必要事項の記入や押印したものを提出すれば、担当の方が全て対応してくれました。

③育休中にもらえる「育児休業給付金」

いくらもらえるの?

育休前の給料や育休月数によって変動しますが、具体的に知りたい方は、下記の方法で計算してみてください。

■育休開始から180日目(6ヶ月)まで

育休取得前6ヶ月の賃金を180で割った額(日額)×67%×支給日数

 ※1ヶ月あたりの上限額は30万1,902円(2021年10月時点)

■育休開始から181日目(7ヶ月)以降

育休取得前6ヶ月の賃金を180で割った額(日額)×50%×支給日数

 ※1ヶ月あたりの上限額は22万5,300円(2021年10月時点)

ざっくり、育休開始から半年間は給料の3分の2、7ヶ月目以降は半額が、もらえるということですね。

もらえる人は?

基本的には、育休を取得する本人で、育休に入る前の2年間のうち11日以上働いた月が12ヶ月以上ある人、かつ雇用保険に加入している人が貰えます。

育休中でも会社から給料が8割以上出ている場合や、雇用保険の加入期間が1年未満の場合、また、育休対象期間中、ひと月の勤務日数が10日を超える場合は、支給されません。

産後休業の翌日(産後57日目)から子どもの1歳の誕生日前日まで、一定の要件を満たす場合は2歳まで、雇用保険から育児休業給付金が支給されます。父親が取得する場合は、出産日の当日から支給されます。

一定の要件とは、下記をいいます。

  • 保育園に入所申し込みをしたが入所できない場合 =待機児童となった場合ですね。
  • 子育てを担当する予定の配偶者が病気等、やむを得ない事情で養育困難となった場合
  • 子育てを担当する予定の配偶者が死亡した場合

例えば、0歳10ヶ月で保育園に入れた場合は1歳までの支給ですが、1歳になっても保育園に入れなければ、最長1歳6ヶ月まで支給されます。

あらゆるケースがあるかと思うので、詳しくは、こちらを参照してくださいね。→Q&A〜育児休業給付〜厚生労働省

いつもらえるの?

初回は、育休に入ってから3ヶ月後で、その後は2ヶ月ごとに申請し、2ヶ月に一回振り込まれます。

どうすればもらえるの?

育休前に勤務先に必要書類を提出すれば受け取れます。

2.出産にかかった分娩・入院費用

出産にかかった分娩・入院費用

こちらは出産する病院・助産院にもよりますが、私の場合でお伝えします。

私が分娩・入院でお世話になったのは、地元の産婦人科のクリニックでした。料理が美味しくて、入院費用も高いことで有名な産院でした。前項で説明した、出産育児一時金の直接支払制度を利用しました。

■長女出産の時 2019年 分娩所要時間:39時間 産後の入院日数5日

合計金額 60万円 − 出産育児一時金 42万円 = 自己負担金額 18万円

■次女出産の時 2021年 分娩所要時間:3時間 産後の入院日数:4日

合計金額 57万円 − 出産育児一時金 42万円 = 自己負担金額 15万円

でした。

長女の時は、初産ということもありましたが、何よりビビり過ぎて&無知過ぎて、ずっと体に力が入っていて、お産が長引きました。39時間ですよ!!

次女の時は、コロナ禍で立ち会い出産も面会もできずだったので、私が長女に会いたくて寂しくなって!1日早めて4日目に退院しました。その結果、入院費用も少し安くなっていますね。

3.出産と産休育休に向けて、実際に私が準備した金額

出産と産休育休に向けて準備した金額

私は、結論から言うと、60万円ほど準備していました!

出産にかかる費用で20万円くらい + 出産手当金が入るまでの生活費補填として40万円くらい が最低限必要と計算したからです。

出産にかかる分娩・入院費用は口コミやネットの情報から得て、高く見積もって60万円ほどと予測。出産育児一時金42万円を直接支払制度利用するとなると、自己負担は20万円あれば安心と思いました。

また、産休に入ってからは無給となり、出産手当金の申請を出産後にしてから1〜2ヶ月後に入金されるとなると、産休開始から4〜5ヶ月は、私としての収入はゼロ!そのため、毎月の固定支出−夫の給料で不足する金額を5ヶ月分は準備しなくてはなりません。我が家だと多く見積もっても月々8万円ほど不足すると読み、8万円×5ヶ月分の40万円を準備しようと思いました。

いかがでしたでしょうか。

妊娠中の体調不良や出産への不安、産後もすぐに始まる赤ちゃんのお世話や、上の子もいたら下の子への嫉妬や赤ちゃん返り。そんな中でいつも通り求められる家事。何より子どもが産まれると、思った以上にお金もかかります。普段の生活費への不安まであると本当に苦痛になってしまいます。

こちらの記事を参考に事前にしっかり備えて、皆さんの不安を少しでも軽減して、これから産まれてくる赤ちゃんとも穏やかな気持ちで過ごせると良いなと思っています。

今回も読んでくださり、ありがとうございました。

それでは、また!

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